愛犬と賃貸で暮らしたい!ペット可賃貸物件を探す際に気を付けたいこととは?

「ワンちゃんと賃貸で暮らしたいけれど、ペット可物件を探す際に気を付けた方がいいことってあるの?」
「ワンちゃんに快適な住まいを探したい!」
今やペットは家族の一員であり、共に暮らす大切なパートナーといっても過言ではありません。そこで、ペット可物件探しで気を付けるべきポイントを3つの視点からご紹介します。

愛犬目線でペット可賃貸物件を探そう


一般的にペット可賃貸物件を探す際に優先することといえば、家賃、間取り、駅からの立地といったことでしょう。しかし、愛犬と賃貸で暮らす際には、大切な愛犬目線をプラスすることが欠かせません。

犬種や頭数に制限はない?

まず、そのペット可物件に犬種や大きさでの制限がつけられていないかを必ず確認しましょう。
たとえばペット可となっていたとしても、成犬で10kg未満の犬に限るなど、中型犬や大型犬は不可というケースも少なくありません。

また、1頭のみに限るといった制限が設けられているケースもあるため、先に愛犬の犬種などの情報を不動産会社に伝えた上で探すのがおすすめです。それであれば、不動産会社側も制限に引っかからないペット可物件を提示してくれるでしょう。

階数や広さは適当?

お部屋のある階数も忘れてはいけません。マンションの上層階の部屋になるとどうしてもエレベーターを利用することとなります。愛犬によっては、エレベーターを苦手に感じたり、抱っこやカートにのるのが難しいサイズだったりするケースがあります。事前に、エレベーターに乗れるのかを確認した上でペット可物件を選びましょう。

室内で飼うこととなるため、愛犬が窮屈に感じない広めのペット可物件を選ぶことも大切です。小型犬であればそこまで気にする必要はないかもしれませんが、中型犬以上の場合、ワンちゃんにストレスがない部屋の広さや間取りがあるのかを確認することも大切です。

あわせて風通しが良いペット可物件かどうかも気にかけておきましょう。犬は暑さに弱いため、室内で飼う場合の夏の昼間は注意が必要です。クーラーが効きやすく、日陰があったり、風通しがよかったりという居場所を作れる部屋の確保ができれば、快適に過ごせるでしょう。

近隣設備は整っている?

近隣にお散歩ができる公園があるか?万が一の時に動物病院が近くにあるか?といった近隣設備もチェックしておきましょう。

室内飼いでストレスを感じさせないためにも、走り回れる広さの公園があると便利です。

また、ワクチン接種をしたりと年に数回は病院に連れていくこともあるため、近隣に動物病院があるのかも大事なポイントでしょう。万が一のことを考えると、24時間対応の病院だと安心ですね。

さらに、トリミングサロンや家を空ける際にあずかってもらえるペットホテルが近くにあれば便利でしょう。

ペトスムは、ペット可物件ページの周辺地図に、近隣のペット関連施設を掲載しています。ぜひペット可物件検索時にお役立てください。

ご近所目線でペット可賃貸物件を探そう


ペット可物件だと、同様にペットを飼っている方がほとんどであるため、ある程度お隣さんも寛容ではありますが、それでも苦情が入らないとも限りません。特に問題になりやすい「騒音」に着目して考えていきましょう。
ンションなどの構造によっても防音性は大きく変わります。SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)、RC造(鉄筋コンクリート造)、S造(鉄骨造)、W造(木造)と4種類ある構造のうち、SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)が気密性が高く音を通しにくいという特性を持っています。事前に、建物の構造を確認することも大切です。

また、内見時に簡単にできるチェック法を取り入れるのもおすすめです。
・室内で手をたたき、音の響きを確認する
・壁をノックし、跳ね返りの音の有無を確認する
・廊下など共用部を他の人に歩いてもらい、室内に音がどの程度響くか確認する

これ以外にも、生活音がある昼間に加えて静かな夜にも内見するのも1つの方法でしょう。

実際に住む際には、床にジョイントマットを敷くなどして、防音に努めることも忘れずに!

退去時を考えてペット可賃貸物件を探そう


ペット可物件の場合は、退去時にクリーニング代など費用がかさんでしまうのが一般的です。そのため、入居時に支払う敷金についても通常よりも2~3ヶ月分多く支払うのがほとんとです。

愛犬と暮らすにあたって発生する可能性がある汚れやトラブルに対して、どこまでが借主の負担になるのかをあらかじめハッキリとさせた上で入居することが大切です。細かな点は、都度相談でといったあいまいな口約束で終わらせてしまうと、問題が起こった際に多額の費用を請求される可能性がないとは限りません。

そこで、まずは以下のようなトラブルについて重要事項説明書への記載の有無を確認してください。

・フローリングの傷の修理代
・愛犬の毛で排水溝がつまった場合
・おしっこなどによる壁紙やフローリングなどのシミのクリーニング代

もし、細かな記載がない場合は、別途用紙に書いて残し、担当者の名前を記載しておくことをおすすめします。退去時に当時の担当者が退職していて分からないといったことにならないためにも、口約束で終わらせるのは避けましょう。

まとめ


愛犬と快適に賃貸で暮らすためには、ご自身が快適に暮らせることはもちろんのこと、ワンちゃんにとって快適な環境が整っているかどうか?また、ご近所トラブルを未然に防ぐ工夫がなされているか?、退去時の費用負担の有無をある程度明確にすることの3点を頭においてペット可物件を探しましょう。

Related posts