「引っ越しを機に念願のペットライフを楽しみたい!」
「ペット可物件だと気兼ねなくペットと暮らせるの?ペットと暮らすために知っておくべきルールってある?」
このようにお考えの方のために、注目のペット可物件で起こりがちな入居者とのトラブルや、引っ越し前に知っておきたい5つのルールについてご紹介します。
Contents
ペット可物件で起こりがちなトラブル
まずは、ペット可物件で起こりがちな入居者とのトラブルについてみていきましょう。ペット可物件で暮らすということは、入居者の中にもペットを飼っているか、動物が嫌いでない方が住んでいることがほとんどです。
しかし、それでも通常の集合住宅とは異なる、以下のようなペット特有のトラブルがあるのは事実です。
騒音問題
1つ目は、ペットの走る音や鳴き声といった騒音問題です。
お昼間であればそこまで気にならないかもしれませんが、早朝や夜間にワンちゃんや猫ちゃんが走る足音や吠えたり鳴いたりする声は気になってしまうものです。小さなお子さんがおいでる家だと、子どもの寝かしつけに支障がでることもあるでしょう。
臭い問題
2つ目は、ペットが放つ臭いです。
いつも一緒に生活していると慣れてしまいますが、ワンちゃんや猫ちゃんにも個体で臭いが異なったりもするため、独特の臭いが気になるという方も少なくありません。また、排泄物の処理が不十分だと、夏などの気温が高い時に悪臭が室内から漏れ出てしまうという可能性もあるでしょう。
ペット同士、ペットと入居者とのトラブル
3つ目は、ペット同士もしくはペットと他の入居者とのトラブルです。
ペット同士が廊下やエレベーターなどのなかで出くわした際に、相性が悪いと吠えたり、またじゃれようと他の入居者さんのお子さんに飛びついたりしてしまい、転倒させることもありかねません。
ペット可物件で暮らす5つのルール
では、できるだけペット可物件でお互い快適に暮らすために知っておきたい5つのルールについてご紹介します。
1.躾とトレーニングは必須
1つ目は、ペットへの躾とトイレトレーニングなどは必ず事前に行っておくこと。
子犬や子猫など小さなうちは夜鳴きなどのトレーニングしやすいですが、ある程度大きくなると難しい場合もあります。その場合は、動物病院やペットショップ、ドッグトレーナーなど、躾相談を受けている専門家に相談するのがおすすめです。
ただし、引っ越してすぐの環境が変わった状態は、ペットも不安を感じるなどストレスを受けるものです。その際は、できるだけ一緒にいる時間を増やしてあげることが大切です。
2.騒音軽減のための床対策
2つ目は、ペットの走る音などをできるだけ軽減するための床対策を講じることでしょう。
床に遮音カーペットやクッションマットなどを敷いて音漏れを防ぐ対策が欠かせません。床以外にも防音カーテンに変えたり、壁に吸音材を設置したりするという方法もあります。
また、ペットが室内で走りまわる原因の1つに運動不足もあるため、散歩時に外でしっかりと遊ばせるのも大切でしょう。
3.欠かせないペット臭対策
3つ目は、ペット臭対策です。
臭い対策に芳香剤などを利用すると、匂いがまじりあってしまい余計嫌な臭いになりがちなため、消臭芳香剤や脱臭剤を用いるのがおすすめです。また、体臭などはペットシートなどでこまめに拭いてあげるのも1つの方法です。
また、使用済みのトイレは都度掃除をし、トイレシートなどはすぐに取り換えるなど、臭い成分がカーテンなどに移るのを防ぎましょう。ペットのトイレは窓や玄関の近くに置くと、窓や玄関を開けた時に臭いが漏れるので注意が必要です。
4.エレベーターなど共用部でのマナー
4つ目は、エレベーターや階段など共用部では、抱っこしてのせるようにしましょう。また、必ずリードをつけておくことも忘れずに!
また、小さなお子さんと共用施設などで一緒になる場合は、少し距離をとっておくことに加えて、ペットやお子さんの動きに十分注意しておいてください。
5.万が一の飛び出し&脱走対策
5つ目は、万が一ペットが部屋から飛び出したり、脱走したりを防ぐための対策です。
室内に柵や室内ドアを取り付けるなどして行動範囲を区切るようにしましょう。窓や網戸などにストッパーをつけるのもおすすめ。小動物であれば出かける際には、ゲージに入れて移動させるなど、くれぐれも注意してください。
まとめ
ペット可物件で憧れのペットとおうち時間を楽しみたい!そういった方は、ぜひご紹介した5つのルールを事前にチェックし、できる限りの対策を講じておきましょう。そうすることで、他の入居者とのトラブルなどを最小限にし、気兼ねなく大好きなペットと暮らすことができるでしょう。